1980-11-11 第93回国会 参議院 運輸委員会 第5号
○政府委員(石月昭二君) いわゆる協同一貫輸送方式、たとえば鉄道、海運の持つ大量性、低廉性というような特性と自動車の持つ機動性、便宜性というような、お互いにいいところだけを結合いたしました輸送方式、これを私ども、自動車と鉄道の幸福なる結婚であるとか協同一貫輸送とかという言葉で言っておりますけれども、この式の輸送方式は従来からずっと研究されておりまして、御承知のように、鉄道と自動車につきましては、フレートライナー
○政府委員(石月昭二君) いわゆる協同一貫輸送方式、たとえば鉄道、海運の持つ大量性、低廉性というような特性と自動車の持つ機動性、便宜性というような、お互いにいいところだけを結合いたしました輸送方式、これを私ども、自動車と鉄道の幸福なる結婚であるとか協同一貫輸送とかという言葉で言っておりますけれども、この式の輸送方式は従来からずっと研究されておりまして、御承知のように、鉄道と自動車につきましては、フレートライナー
○桑名義治君 いずれにしましても、いまから先は総合交通体系というものを確立しながら、国鉄の置かれている立場、あるいはまた全体の流れ、こういうものをある程度想定をしていかなきゃならぬし、協同一貫輸送方式というものもやはりもう少し積極的に取り組んで、実のある結論を出していくべきであろう、こういうふうに考えるわけでございます。
○桑名義治君 次に移りたいと思いますが、運輸省は、鉄道、海運、トラック等の異種交通機関のいわゆる協同一貫輸送方式、これを検討中であるというふうにお聞きをしているわけでございますが、いままでのいわゆる研究の結果を御報告願いたいと思います。
御承知のように、貨物輸送におきましては、流通革新が進行しておりまして、一般の物資につきましては、複数の交通機関の長所を適切に組み合わせた協同一貫輸送方式、また大量定型貨物につきましては、物資別の専用輸送方式が普及しつつあるのでありまして、その方向に誘導していくことは、貨物輸送体系効率化の観点からも必要であり、今後ともその推進につとめてまいりたいと考えております。
それからもう一つ、試案の中で、「貨物については、全国にわたるフレートライナー網の整備、物資別適合輸送方式の促進、他輸送手段との協同一貫輸送方式の推進」をはかれということがある。これはおおむね大綱的には理解できます。いままで何回も説明されましたからね。そこで問題なのは、一体どれをポジションにするのか。国鉄を基調としてこの一貫体制をつくろうというのか。